■ギフト(9279)の株価、業績動向、買い時を考える
ギフトは既に保有しており期待している株の1つです。
(ちなみに20年3月13日現在で大幅含み損です)
→20年9月頃に含み益に転換
■株式会社ギフトの概要
ギフトは自前で主に家系ラーメン店を出しているほか、プロデュース(食材やノウハウを提供する)により収益を確保しています。店舗には「町田商店」があります。都内に住んでいる方は渋谷で食べることができます。ご賞味あれ。
ギフトの歴史
ギフトは2008年に 1月に田川社長が東京都町田市に横浜家系ラーメン町田商店を個人事業として創業したことが始まりです。町田市は神奈川県に近く、神奈川県に多くの直営店を有しています。2013年に神奈川県の平塚市に製麺工場を設立しています。2014年には業務委託店第一号の「ごっち」をオープンしています。
2015年には海外展開を目指してグループ初の海外法人を設立しています。
2016年には国内直営店40店舗達成、アメリカにE.A.K RAMEN1号店を出店しています。
また2017年には株式会社ファイナルスリーフィートや株式会社四天王を吸収合併しました。2018年にマザーズに上場しています。
■「ラーメン」は外食の中でも良い投資対象のカテゴリ
そもそも外食は景気減速の中でも買える可能性があるセクターです。もちろん条件つきですが。別サイトになりますが、以前にリーマンの時に株価が上昇した銘柄を振り返ったことがあります。
ちなみにコメダは大分前に売っていて、2020年1月14日時点でもうコメダは持っていません。
上記の記事の結論としては内需系の小売業、食料品、サービス業で、特に店舗数が増えている外食がいいのではと考えています。
かつ、デフレが転換する可能性がある日本において、単価上昇が可能な製品が良いです。 その点ラーメンは高すぎず安すぎず、かつ差別化された製品カテゴリなので良さそうです。
また色々なプレーヤーがいる分、資本により集約や効率化の余地が大きい印象です。
■ギフトの魅力
プロデュース事業
プロデュース事業はかなり面白い仕組みです。ギフトのプロデュース事業はロイヤリティを取らず、材料供給で収益を得ます。店舗が存続しなければ利益があげられるので、よりWin-Winの関係に近いです。
消費者に受け入れられている商品
味の好みは人それぞれですが、ツイッター等で見る限り消費者に支持されています
出店余地がある
消費者に受け入れられている中で、店舗の拡大を目指しています。つまり当分売上成長が続きそうです。
■ギフト(9279)の個人的な買い時
2020年1月時点の個人的な買い時は以下の通りです。
買い時:2020年1月時点から買ってオッケーである印象。店舗数が増えている分、1Qから増収増益が期待できる。個人的には1Qで決算が上がったら買い増し、もし1Qで大きく株価が下がる場合は時間をかけて少しづつ買いますのが吉な気がする。
上記は個人見解です。投資は自己責任でお願いします。
■ギフトに対する投資成績のレビュー(20年3月更新)
以下が自分のギフトの保有状況です(2020年10月時点)。
- 現状の入金額:700万円
- 最新の平均単価:1575円
- 最新の株数:4400株
- 含み損益:+130万円(20年10月1日)
ギフトの直近の売買履歴です
- 追加買い付け(20年1月)
- 追加買い付け(20年2月)
- 追加買い付け(20年3月)
- 一部売却(20年9月)
■ギフトのリスク
既存店売上の調整:の売上が低調な状態が続くと成長戦略そのものが揺らぎます。
■おまけ:ラーメン店の経営
素人から見るとラーメンは仕組み化を上手くすれば、成功の方程式がありそうな事業ですが、実際にやると大変なんでしょうね・・・
(アマゾン)
*内容は適宜アップデートします
■おまけ②: 「町田商店」渋谷店に行ってみた
先日ギフトが経営している「町田商店」の渋谷店に行ってきました。午後1時半~2時くらいに行きましたが、満席で列ができてました。
味も悪くない。感動する美味しさはないけど、1000円切る値段を考えると十分です。
値段もお手ごろなので価格競争力もありますね。プロデュース店が増えると規模の経済でマージンも上がります。