半導体株調査部

半導体株の分析と投資実践

ネクステージ(3186)を買うべきか・売るべきか考える

f:id:broandsis:20200112142549p:plain

■結論

2020年1月:個人的には買い増しの必要はなし、主力株ではない。長期で伸びる可能性はあるが、他の銘柄の方がリスクリターンが良い印象。ポートフォリオの低位株として40万円分を保有継続。

■ネクステージを知った経緯

友人:ネクステージは友人が伸びるよと言ったのでとりあえず買ってみたら、すぐ20%くらい暴落したのが最初の出会いです。そこからあらためて自分で調べて買い増して、株価が上がったところで無事脱出できたという経緯があります。まだいくらか持っております。

 買い増したらいいのか売ったらいいのか考えながらブログを書いてました。

 

■ネクステージの長所

 

ネクステージは中古車販売をメインに1)メンテ、保険、下取り等のバリューチェーンの拡大による収益機会拡大、2)シェア集約、という2つの切り口から成長が期待できそうです。

 

シェア集約ストーリーは人口減少の日本では数少ないドライバーで、他分野でそれを実現している会社は大きな業績成長、株価上昇を達成しています。

 

■ネクステージの懸念点

 

投資をしないと成長率は高くない、利益率が低い、という2点が懸念点です。

 

成長するために投資をする必要があるので、投資家にキャッシュが残りにくいです。今期それなりの増益計画なのに株価が鈍いのはそういうところもあるんでしょう。ただ投資がピークアウトするとキャッシュが残ると思います。

 

自動車産業自体が10年、20年の単位で大きく変わる可能性がある中で、今投資をしているインフラがどこまでいきるかどうかがよくわかりません。

 

自動運転の世の中でメンテ、車検の需要は増えると思いますが、それをネクステージの付加価値として取り込めるなら大化けする可能性はありますよね。

 

■ネクステージに対する個人的な投資見解

2020年1月時点

買い増しもしないけど、売りもしない。あえて今から買う・買います必要もない気がするけど、ポテンシャルもないわけではないので、あえて売る必要もないかなというのが印象です。

 

■ネクステージへの投資成績のレビュー

 

以下が自分のネクステージの保有状況です(2020年1月時点)。 

 

f:id:broandsis:20200114234312j:image

  • 現状の入金額:40万円(NISA)
  • 最新の平均単価:996円
  • 最新の株数:400株
  • 含み損益(プラスかマイナスか):+8万円(2020年1月14日時点)

ネクステージの直近の売買履歴です

  • 一部売却(19年)

 

裾野の広い自動車産業の行方を考えることは株式投資の成功につながります。日本を代表する自動車アナリストである中西さんが2030年を見据えたクルマと自動車産業のリアルな将来像を提示しています。