こんにちは、うみがめです。
今回は、新型コロナウイルスのECの浸透によって追い風を受けている物流関連株についてまとめてみました!
日本は、小売の市場に占めるEC化は5~6%、韓国やアメリカは10%を超えています。
EC化が遅れていた日本ですが、新型コロナの影響でこれからかなり伸びていくということが予想されます。
そんな物流関連株のお宝株を紹介していきたいと思います!
先日の記事でも物流関連のお宝株を1つ紹介させていただきました。
2つめをすぐに紹介するといって止まってしまっていました汗
遠州トラック(9057)
配送に特化した物流系企業です。
こちらはアマゾンに業務を委託されているので直近利益が伸びてきています。
基本情報
時価総額:228億円 かなり低いですね。同業の丸和運輸という企業は2000億円です。
ROE(実): 11.08% それなりに高いです。
PBR(実): 1.47倍
配当利回り(予) :1.66%
ここまで見ると明らかなバリューではありませんが、悪くはないです。
企業概要:運送会社、トラック配送、共同配送 などが主な事業です。
業績はアマゾンのアウトソーシング先として指定されたので、かなり業績は伸びてきています。
キャッシュフローは毎年出していて、現在のアセットライトみたいな戦略を続けてくれれば非常にフリーキャッシュフローも良いですし、安心感のある会社なのかなあと思います。
こちらの企業もセグメント別構成をみても、ほとんど物流で占めていますね。
私は、物流系の企業であればこの構成は理想だと思います。
倒産とかそういうリスクを背負うべきではないと思うのが理由です。
配当もこれまで基本的に増配を続けてきました。
配当利回りは1.6%と可もなく不可もなしというところです。
配当性向は21%と非常に低いので、安定は期待できますし、増配余地もあると思います。
青色が株価の推移ですが、堅調です。
コロナの影響を受けた後かなり跳ね上がって、そのピークよりかは現在10%程度落ちていますが…基本的に右肩上がりなので堅調です。
この上がっている理由としては、EC市場の拡大が業績にも株価にも直接影響を受けていますね。
コロナ環境がECが調子がいいだけじゃない?と思われるかもしれませんが、
ECの浸透はこれから長期的にもトレンドになると思うので、一時的なスローダウンはあっても極端なダウンサイドはないと思います。
赤色のPBRはずっとブック割れだった会社が評価され始めているので、割高だと思われるかもしれません。しかし、明らかに物流企業の環境が良くなっているのでこのようなバリュエーションの拡大は自然な流れという見方もできると思います。
まとめ
安田倉庫は、不動産のところが停滞気味でバリュエーション的には割安感出ていますので、投資は3〜5年のタームでローリスクローリターンの投資として良い候補かもしれません。
遠州トラッックは、アマゾンの追い風に乗っていて、且つEC市場は拡大していくのでこのような3PL系の企業の業績は安定してくるのではないかなと思います。
たくさんある物流株の中でバリューが高すぎず、セグメント利益が安定していて安定が予想される2つの企業(安田倉庫、遠州トラック)を紹介させていただきました!
また新しいお宝株に出会えたらまたご紹介していきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
これからも株を頑張っていきまっしょい!
半導体株や半導体業界を勉強するなら下記の本がおすすめです。
「半導体が工場でどうやって製造されるのか?」、「半導体工場は水や電力等のインフラはどうしているのか」「半導体製造装置はどのように並べられるのか」、等ネットでは入手できない知識を得れます。
私は何年も前に読みましたが、今でも読み返します。個人的には、これほど半導体に関する有用な知識が得られた本はありませんでした。他の人より1歩も2歩も知識で差がつけられると思います。